認定ウオーキング指導員の資格について

(一社)日本ウオーキング協会(JWA)は2016年度よりJWA指導者資格体系を一部変更し、JWAが公認する公認ウオーキング指導員と各都道府県協会が資格管理を行う認定ウオーキング指導員制度を設けた。

 

 目的は、各都道府県協会が運営する大会を円滑に推進するため、不足する公認ウオーキング指導員を助け、ウオーキング普及活動の底辺を拡大するための制度である。

 この制度は、認定ウオーキング指導員を取得し、活動経験および定められた講習会または講座を修了しJWAが認定することで公認ウオーキング指導員の資格を取得する機会が設けられる。

認定ウオーキング指導員の資格管理

都道府県協会が資格管理を行い、養成講習会の募集から実施及び合格後の資格証発行、継続教育に関しても管理する。

また、各都道府県協会に所属した認定指導員は、所属都道府県協会の例会、大会等において活動を行うことができる。


(一社)日本ウオーキング協会の資格制度に関する基本的な方針

資格は持つ人の誇りとなり、その指導が受講者に対し、正しい知識を伝え、行動や態度に影響を与え、役立つものでなければならない。

 また、資格保有者はさらに向上していく仕組みが必要である。

 ウオーキングは生きて行動し移動する手段でありスポーツとして身体を整え、生活の向上を図る大切な機能である。

 JWAは二足歩行についての機能だけでなく心と体について研究された根拠のある資料に基づいた知識を持って、生きがいつくりに役立つ指導者を育成していく。

 


認定ウオーキング指導員の内容

1.資格内容

ウオーキングの基礎知識を有し、JWAおよび都道府県ウオーキング協会・地域団体と連携しながら、地域に密着したウオーキング普及活動を行う。

2.イベント/大会の権利及び役務

JWAおよび都道府県ウオーキング協会・地域団体と連携しながら、公認ウオーキング指導員と協力し地域に密着したウオーキング普及活動を行う。

.登録基準 内容

ブロックまたは県協会が主催する認定ウオーキング指導員講習会(JWA公認)を受講・終了し且つ大会を完歩したもの。

4.受講資格

都道府県ウオーキング協会に所属した会員であること。

2日間(14時間)の研修を修了したもの。

5.認定ウオーキング指導員の受講科目

 1)ウオーキング市場      1単位

 2)ウオーキングと健康     1単位

 3)ウオーキングのメカニズム  1単位

 4)大会参加 指導者と歩行   2単位

 

以上